「キャリアアップハローワーク」というのが私の4月からの職場である。今回の契約更新で従来のハローワーク(公共職業安定所)の本所の「派遣労働者雇用安定アドバイザー」から駅前の繁華街にある「ハローワークステーション」の「キャリアアップハローワーク」で「正規就労支援ナビゲーター」という仕事に変わることになった。
どちらも随分大層な名前である。要するに最近の雇用者の中の割合として、正規労働者以外に、派遣社員やアルバイト、パートの割合が増えていることから、この方達に安定した正社員を目指してもらうお手伝いをする仕事である。
上司からは、29日の夕刻に新聞発表をするので公表を差し控えるようにと資料を頂いたが、私も当事者の一員であるからこのブログで自分の仕事を紹介することは良いだろうと思っている。何せ兵庫県では神戸を跳び越して始めての設置となるものであるから、慎重に対応されておられるようである。
4月からの異動では当初現状そのまま留任と、上司面接で確認した翌日朝に呼ばれて、今回の異動を伝えられた。現在お手伝いとして生活支援の相談を通常の職業相談に加えてやっているが、そのメイン役をされっていた同僚2人が退職することとなり、今回キャリアアップで生活相談や訓練も対応することとなったので、私が急遽選ばれたようである。
これまでの延長線上なら良いのであるが、今回はプレ面接で正規就労を希望する人に、3ヶ月の期限でマンツーマンにより就職支援を行うこととなった。常時25人程度を対象として年間100名の対象者を目標とするようである。
そのため、ジョブカードの作成、履歴書、職務経歴書の作成、求人情報の提供と仕事の紹介、就職支援セミナーの開催など、これまでとは違った仕事も付随してきている。
正直大変だと言うのが偽らざる思いであるが、そこは私の何時もの楽観的な気性と成るようにしかないとの思いから、かえって好奇心も湧いてきている。「非正規労働者就労支援事業運営要領」なるものを読んでおくよう頂いたが、いつもの役所言葉交じりで分かり難いものであるが、当然これに準拠して運営しなければならないので、今日明日にも読んで一応の理解をしておこうと思っている。
併せて通勤経路届けも受け取ったが、私にとっては少しだけ通勤距離が多くなった。また勤務時間も従来の8時45分から17時の勤務から、10時から19時と遅い時間の出社退社となるので、これからは少し日常生活のリズムが変わってくることになるだろうと思われる。