毎朝の通勤で姫路城の修復状況を見ているが、3月頃から立っていたクレーンの動きも朝から良く動いているようだと思っていたら、天守の下の石垣が隠れれる程まで鉄骨が組み立てられているのが見え出した。この分ではいよいよ8月には天守に届きそうである。
昭和の大修理の際は、木材での覆いだったように思うが、今回の工事では遠目にはお城の横にビルでも建つのかなと思う程である。丁度通勤通路でお寺の新築工事がされていて、こちらは木造ばかりである。お寺の屋根が出来てからも、それらを覆う工事がされていて、全て木材で工事をされており、これも珍しい建築工事である。流石に柱でも一本一本木彫りがされていて、それらが青いビニールシートの覆いの間から見える。
珍しいついでに、動物園の東側の菓子博が行われた東屋敷跡公園に砂上の楼閣ならぬ
「砂の天守閣」が間もなくこちらは覆いを取ってお目見えしようとしている。8月の6日からの
「お城祭り」に合わせた規格のようで、鳥取の砂丘から砂を運んで来て固め、それに天守像を彫っているようである。
実に楽しい通勤路で、時には暑さもわすれてしまうほどである。