先週末に会社の職場での
「納涼会」があって出席したが、その際の私の勤務時間が遅番勤務の10時45分始業から19時終業であったが、早番勤務の10時始業の18時15分終業としたことに対して、1時間の年休取得を出すこととなった。前にも説明したが、上司の了解の下に勤務変更を行ったが、上司は早番勤務者との交代勤務と認識していたようで、結局18時15分から19時までの交代者が居なかったので、45分間早退したこととなるが、何故か有給休暇を出せというので、45分間の空白として年休取得申請をしたところ、18時から19時までの1時間を申請して欲しいと修正の再提出を求められた。
実に不思議な話であるが、これが公務員の実態のようである。まさか年休の時間分休が出来るとは思いもしなかった。逆に良い事を教わった気がする。時間単位でどこまで分けられるのか、今度は参考に聞いておこうと思っている。
今年入社の同僚が、「私には有給がまだ付いていないが、もし年休の無い者だったらどうするのだろう」と、案じておられたが果たしてどうなんだろう。
そして、不可解な指導が又しても起こった。神戸から通勤している同僚が、神戸に出張となった。午後1時から開始の研修会に参加の指示である。この人は今月遅番であるから10時45分出社で構わない。ところが13時開始の研修会であれば、神戸まで1時間と見て、昼食を取る時間を入れても11時には姫路を立たないといけない。この人には15分だけの勤務を命じたので、神戸から出社して来ることとなる。そして17時に研修が終わるので、またしても姫路に戻り、19時までの遅番勤務をしなければないようである。この日は2往復を神戸、姫路間をさせることとなり、研修を除くと恐らく1時間も実質勤務は無いだろう。有給があれば恐らく早退等の時間調整勤務をしただろう。この人は今年入社でまだ年休が発生していないのである。
しかし年休の有無に拘わらず、民間では考えられない杓子定規な考え方の勤務である。私が上司では、別な仕事(市場調査等)を命じて、独自に研修をして頂くようにするだろう。神戸の労働市場の求人情報やキャリアアップに繋がる若者仕事クラブの先般の御礼とその後の新着情報等の収拾といくらでも仕事はあるし、非日常的な仕事の吸収も大切なことである。それらの配慮が出来ないとは実に情けないことであるが、これが実情である。
ここで再確認して置きたいことは、私達民間出身で占める現職場では、早番であれ遅番であれ定刻30分前には出社しており、昼食の休憩も60分取得している方は殆んどいない。食事時間を済ますと直ぐに仕事に着手している。別にそこまでしなくても良いのであるが、自分の責任の範囲でしているので、時間外が発生するとか、一斉休憩除外の申請はとか細かなことは言わないのである。それは民間では当たり前に行われていることである。
そのような経験をしている民間出身者に、このような杓子定規な適用をするから、労使の不信感が助長されるのである。それらが積もり積った公務員の労使間では、民間では考えられないような労使関係になっているようである。これでは自主的な時間外の研修でも参加を呼びかけたり出来ない雰囲気である。どこの公務員も同じだろうか。