昨晩やっと今月の地巻作成のパソコン入力が終った。今日はこれから印刷して入力確認のTさん宅に届ける予定である。毎日仕事から帰って食事後入力しているが、アルコールが入っているので直ぐに眠くなってしまう。先月の遅番勤務では、帰りが遅くなる分作業時間も短く、従って朝食後の出社前に入力するが、直ぐに時間が立ち家内が、急き立てるように時間を告げに来る。土日に集中して入力しないと間に合わないようであるが、夏休みと重なったりしていたものであるから、何かと重なって集中することが出来なかった。
先月からは新たな冠句の会にも入会して、先輩諸兄姉の練りこまれた句を感心して拝聴していた。これを機に精進して行きたいと思っている。
しかし思うに冠句は奥行きの深い文芸だと最近やっと感じるようになった。同じ冠題でありながら、各人各様に受け取られ、それらの体験や知識を残りの七、五のたった12文字で表現して、冠題と一体となって同化することは、とっつき易いが深みもあるようである。
俳句や川柳とはまた違った妙味があることがほんの少しだけ、感じ取れるようになって来た。今まで他人の句を鑑賞するようなことは無かったが、驚くような発見と感動を受けることがある。
地巻作成は少し負担ではあるが、その中から涼風が入って来るような嬉しさもあり、お役に立てるのであればもう少し、清記を担当させて頂こうと思っている。