昨日は年始の土曜日出勤の振替日であった。冠句の例会に当てていた日でもあった。朝一番に家内の入院について、京都に住む実姉に電話連絡をすると、夕方の面会時間に行くとのことであった。
朝の新聞で川柳入選をして喜びに浸っている間もなしに、上の娘が来月2歳になるチビを連れて来た。少し熱があるとのことで、保育園を休ませたようで、上の4歳の兄を送っての帰りであった。少し遊んでいたら、10時過ぎに家内の様子を見に出る予定が、30分過ぎており慌てて外出した。集中治療室のため御前は11時からの1時間と指定されていたためである。
幾分良さそうで、少し会話も出来るようになって来たが、まだ聞き取れない言葉もあり、双方でもどかしいものであった。痛みがあるようで腹部を指すって欲しいといっていたので、普通にすると痛がったので、撫でるようにしていた。娘達が午後からくることや、京都の義姉が来ることを伝えて、12時前に部屋を出た。
約1時間程の距離の冠句会場まで、途中うどん店に立ち寄り昼を取って、慌てて会場に向ったが、15分の遅刻で、既に始まっており、最初の選者の上座10番句の発表中であった。
途中の休憩では、事前にいつも送迎しているFさんに今回迎えが出来ないことを伝えていたためか、横の句友が心配そうに訪ねて来られた。また新聞の川柳のことも話しかけられたりした。
今回の句会には会社の女性スタッフが二人が投句していたので、その結果も楽しみであった。幸いその中のお一人は初投句ながら、上座の高得点に二句抜かれており、新人の躍進に一同驚かれていた。
帰宅途中の車で、義姉に携帯電話をすると、ご主人と一緒に来られていて、既に私の家の近くまで、駅から歩いてきておられるようで、戸締りしていたので、開ける術を連絡したが、近くのスーパーに立ち寄るとのことで、30分ほどで到着した。
簡単な状況をお知らせして、病院に行ったが、家内は一般病棟に移っており、容態が安定しないとかで、まだ個室に入って点滴などをしていた。尿なども管から採取しているようで、集中治療室と同じであったが、周りに多く並んだ測定器具やそこから発する音がなく、窓からも景色が見えるので、気分的に違うことだと思う。
何より、一般病棟ということで、娘に連れられて先のチビが小さなマスクをして、見舞いに来たようで、家内も可愛がっていた孫なので、喜んでいたようである。また下の娘の6年と4年の孫は、手紙を書いて娘に託していたようで、見せてもらった。6時過ぎには息子夫婦も会社帰りに立ち寄ってくれて、ICUに人数制限と違い大勢が見舞いに入り、個室でもあったので賑やかであったが、皆が帰ると淋しいことであろう。