いよいよ父25回忌、母13回忌の合同法要の日を迎えた。午後1時からの開始であるから、遠方の方は今時分車中の方もおられるだろう。昨晩夕刻お寺さんが訪ねて来られて、葬式が出来たので30分程早く切り上げたいとのことであった。今回は合同法要なので2時間は時間を頂かないとと言われていたので、宴席の開始や送迎バスの時間などもそれにより手配していたが、再度息子から調整してもらった。こちらとしてはお経を2時間も耐えられないところであったので、内心喜んでいる。
それを除けば、ほぼ順調に準備はできたのでは無いかと思っている。家内が先週に8ヶ月振りに退院してから目覚しく家中が綺麗に変化してきた。庭にも花が戻って来た。部屋のレイアウトも変わって来た。車椅子や杖で動く際も膝や越にギビスやコルセットをしての陣頭指揮で娘家族の手助けで不要不急な物の整理整頓を実施して、そのお鉢は遂に私の日常のパソコン廻りの整理にも回って来て、私が一番最後に片付け出したが、整理するに当って、取り出して吟味し出していたら直ぐに時間がたっており、急かされる始末である。
何はともあれ、家内の入院に当たり家族の絆をつくづく感じた次第である。私の身の回りのことや、家内への励ましに当って子供達、そしてその家族が一丸となってくれている。退院後の現在もお昼弁当は引き続いて娘に頼んでいる。退院後は家内分まで作って届けてくれている。入院中に2歳を迎えたチビまでもが、家内の元気の素である。本人はそんなこととも知るわけが無いが、4歳の兄の言動をオウム返ししていても、明るく笑みがこぼれてくる。
法要に当り、家族親戚がより集うのも深い絆であったり、赤い糸で結ばれているからであろう。親達がそうで合ったように、子や孫にそのことが自然に伝わればこれほど素晴しい集いはないだろう。