日曜日の夕方に息子から家内に電話が入り、家内が入院中に同室だった「お好み焼き屋」さんへの予約依頼だった。自分達が住む近くでもあり退院後は行くと約束していたようで、そこで私達と一緒に食事をしようとのことであった。
鷲羽山に到着したばかりで経緯を伝えると、余りの急な行動に「アグレッシブル」と驚いていた。結局帰宅する翌日の敬老の日に変更してもらい、夕方6時前に迎えに来てもらって、その「お好み焼き屋」さんに出かけた。
毎月の姫路冠句会の会場となる広峰公民館の傍の小さなお店で、奥さん一人で切り盛りされておられるようである。早速各人が、豚、モダン、筋、チャンポン焼きを注文して焼いて貰ったが、ボリューム満点でそれぞれの注文を4等分にカットしてもらい美味しく頂いた。
ビールを飲みながら間合いは横のおでん鍋から具を出してもらったが、大根など普通の倍はあり驚いてしまった。これも良く煮込んでおり、4等分にして食べた。何かにこの奥さんが食べる側に立っての発想で、お好み焼きの厚さも、美味しくてもペッタンコだったら直ぐになくなってしまうとのことで増量したようである。そのためお腹一杯になってしまった。息子の話では価格も安く、味も良いのでまた来たいとのことであった。
出かける時から降り出した雨が、帰りも降っており家まで嫁の運転で送ってもらい、上って一緒に熱いお茶を飲んだが、台風のせいか気温も下がって来たようで、彼岸の入りを迎えて古人の言い伝えの「暑さも彼岸まで」を実感した次第である。