いよいよ今日が11月最後の日であり、明日からは師走となってカレンダー一枚となる。超特急で一年が駆け抜けようとしている。そして光速で年齢が増しているようである。まるで宇宙戦艦大和の波動エンジンによって、ワープ(空間跳躍)能力を備えて加速したようである。意図しないのに、お構いなくこちらから黄泉の国へエンジン全開で向かっているの感がする。
もっとゆっくりスローで居たいものである。特に60歳の還暦定年を迎えてから、その感を強く持つ。少子高齢化の社会では、老人ペースでもっとゆっくりしたものかと思っていたが、ファーストフードでは無いが、何か流れに乗らなければ遅れてしまうと、ハンバーグを頬張りドリンク片手に銀河鉄道に乗り込んでしまったようである。
皆一生懸命であるが、昭和の静けさ、落ち着きを忘れて追っかけられているようである。そうか津波と言うトラウマに追っかけられて、日本を脱出しようとしているのだ。そうかも知れないこの国では遠からず大震災が起り、都市部は壊滅状態となってしまうだろう。それに内政ではリーダー不在で世界市場の孤児となることを聡明な国民が見透かしている。日本列島沈没を密かに国民意識として共有して来ているのだろう。
先日こんな悪夢を見た。出来すぎであるがSF小説のネタがチリバッテ居るようである。アイシュタインの相対性理論も崩れ、IPS細胞も本格化した自然科学の世界でも何か大きな動きが懸念されて行き着き先は恐い気がする。既成の宗教でなく、世界をリードする新宗教や哲学が表れてきそうな感じで目覚めた。