昨日、昨年から行きたかった姫路城の
「天空の白鷺」へ長女ところの孫達を連れて行って来た。昨年は予約等をしなければ上がれないようであったので見合わせたが、現在はそうでもないようであったので、朝家内に声を掛けておいた。
当然普通の場合だと急な階段の上り下りがあって、膝に障害のある家内は無理であるが、今回の「天空の白鷺」はエレベーターで7階、8階へと車椅子でも可能なので、障害者も楽に見学出来ることになった。
家内は現在車椅子は使っていないので、駐車場からお城まで杖を頼りに歩いて行き、受付をして入場した。途中の登坂は相当堪えたようで、係員から下りの方がもっと足に負担がかかるとのことで、車椅子の利用を進められて、娘が借用にもう一度受け付けに戻って行き、係員と一緒に車椅子を押して坂を上がって来た。電動の車椅子であった。早速家内を乗せてスロープを上がって行ったが、実に楽なものであった。しかし降りる際は進行方向とは逆にバックで進むように言われた。
途中急な坂では係員が手助けしてくれるので、大助かりであった。最上階から工事の様子も間近に見られ、何年もかかる工事ということで少ない人員で作業をしているのかなと思っていたが、結構多くの作業員がおられた。天守閣の大屋根の勾配もなだらかな感じと思っていたが、鯱を備え付ける一番上で作業をしている人は直角近くの勾配であった。現在の作業は鯱の取り付け部分の工事のようであったが、祭日にも拘わらず工事をしているのを間近で見られ、障害者にも配慮した見学施設を感心してしまい、改めて城の大きさを知ることが出来た。また今でしか見られない作業風景なども観られて貴重な体験をした。