週末帰宅すると玄関入口内にベビーカーが置いてあった。外には息子夫婦の車が留っていたが、出産もしていないので関係ないと思いながら誰のものかと不思議に思いながら入って来た。息子達は食事をしており、聞き出すこともしなかった。かえって嫁に対するプレッシャーになってはいけないので口をつぐんでいた。
そう言えば、家内が通販で
「シルバーカー」を発注したと言っていたので、これがそうなのかと食事中思い出した。アッシーとして週末や休日にはスーパーへ買物に出かけ、大量の食品の買出しに出かけているが、矢張り買い落しや、品切れで近くのスーパーへ杖を突いて買い足しに出かけているようであるが、沢山持てず、雨の日など傘を差すと両手が塞がってしまい何一つもてなくなるので、少し荷物が入るボックスのついたシルバーカーにしたと言っていた。
かって母親もシルバーカーを使ってスーパーに買物に出かけるのを見かけたことがあるが、頑丈そうなものだった。途中の休憩でボックスの上に腰掛けたりする目的からか、相当重量も重かったようである。孫がそれに乗って遊んでいたこともあった。
今回のは、折り畳みも出来て軽量でコンパクトなタイプである。翌日家内から娘二人が、それぞれ節分のまき寿司を取りに来た際にそれを見て、花柄に対して、姉は良い柄だと褒めてくれたが、妹の方は「お婆くさい」と反対の結果だった。二人の性格の違いもあるが、それぞれの好みがあるようである。
私としてはどちらでも良いので、杖とショッピングカート代わりをしてくれるので、車椅子から杖。杖からカートと少しづつ前進していることに満足である。