近くの保育園で生活発表会が行われた。この保育園には5歳と22日に3歳を迎える孫が二人通園している。昨日帰宅してから知らされた。テーブルの上にプログラムが置いてあった。
以前にも音楽会が有り、丁度その際は私の定期検査の予約時間と重なり、急いで帰宅して見に行こうとして帰って来たら、家内が帰って来るところだった。今回も今日が定期検査の予約日であったので、最初から駄目だと思っていた。前は9時予約で結局待たされた診察と、薬の受け取りも待たされたものであったが、今日は更に30分遅い9時半からの予約であったので諦めていた。
ところが、今日は薬の受け取りも含めて1時間で終ったので、帰宅してから急いで保育園に向かった。まだ演技中であった。プログラムも無いので、どこまで進んでいるのか分からなかったが、見ると家内や娘夫婦が前の方の席に座っていたので、まだ孫達の出番はあるようであった。
少ししてから4歳児の演技が始まり「カラスのパン屋さん」の演目で、4羽の子供のカラスが舞台の上で横になってふとんで寝ている役で、そこに孫がいた。足を客席に向けて寝ているので顔は見えない。パン屋の両親にお乳を飲まさせてもらう際に、少し頭を上げる程度で、時折アーンと泣く程度であった。他の役割の子供達は少しずつではあるが、台詞はあったので、これでは当たった役割が悪いなと場面が変わった際に、そう思っていた。場面が展開して行き、やっと台詞が回って来てホットしたのであるが、うまく言えるだろうかとハラハラして見ていた。
「這えば立て、立てば歩めの親心」と言われるが、多くの観客の中には我が子の違った成長が見られて喜んでおられる親御さんもおられることであろう。
それにしても、手のかかる幼児を発表会という目標に向けて、指導されて来られた先生方のご苦労は大変だと思われた。演劇の後はコーラスを行っていた。
残念ながら3歳の孫の演技は最初の方で終っていて見られなかったが、帰って来た家内の話では、良く理解して声も出していたと言っていた。そしてこの孫が男の子であるにも拘わらず、ピンク色が好きで、この誕生日にも、娘からピンクのソックスが欲しいと言っていたので、それをプレゼントしたところ、早速穿いていたようで、見るとこのクラスは殆んど女の子で、一同ピンク色ばかりの服や靴下を穿いていたとのことであった。