京都の土産を会社に持って行った。女性陣は休日明けに何処へ行ったと良くお土産を昼食休憩時に提供されて、頂くことが多かった。男性も時折の差し入れはあったが、この職場では男性のお土産は殆んど無かった。
〇〇へ行って来ましたというお土産もあり、その土産から各人がその地の思い出などを話したりして、結構男女共別なテーブルであるが、話し声も聞こえて面白い昼食休憩である。
私の土産も、京都だったら「お食べ」かと言う男性の声も聞かれたが、封をされているのでわからない。女性スタッフが代表して開封して京の茶菓子として一つずつ配られた。私は先に食べていたので分かっていたが、同じ様に一つ配られた。
義姉宅に伺った際に、抹茶を立てて頂き、その前に茶菓子として頂いたお菓子を、帰りに家内に買ってもらった。それをお土産として会社に持参した物であるが、上品な味であったことから女性陣には大受けしたようである。
後にも先にもお土産をこの会社に持参したことはなかったので、これっきりである。先にも書いたがお土産は女性陣のみであったので、家内から良く会社にお土産をしなくて良いのかと言われていたが、別に何処そこへ旅行に行くとは言っていないので、そのままにしていた。殆んどの男性はそのようにされていた。
今回は最初で最後のお土産となった。先に冠句から岡山県高梁市への吟行旅行に行った際も、これは公表して休暇を貰っていたが、土産を買うのを忘れていた。家内から随分叱られた。
そのためこの度の京都墓参りは絶好で最後のチャンス到来であった。しかし何を買うかは決めていなかったので、義姉が立ててくれた抹茶の菓子を食べた際にはこれだと決めた。どこで販売されているかは知らなかったが、帰り道で家内がアシストしてくれて、購入出来た。何より京菓子であったこと、土産用菓子で無く、お茶菓子であったこと等上品さが伝わり、まるで私への伝播にも繋がって来たようであった。あと一週間の勤務で、最初で最後のお土産であったが、皆さんに気に入ってもらえて良かったと思っている。