指定休日の昨日は新舞子に
「潮干狩り」に行って貝を独り占めして来た。朝食後暫くしてから家内が何やら電話をしていたようであった。尋ねると新舞子の
「ゴンドラ」のママさんである。家内の入院中には同じ部屋の隣のベッドで一緒になり、大変励まして頂き、その後も引き続き電話を頂いたりしている実に男勝りの気風の良い姉御である。私もしっかりセイと尻を叩いてくれている御仁である。貝拾いにお出でとのことで、この日の行動は決まった。早速鍬やバケツ、熊手を用意して向かった。
この日の干潮は午後1時ということを聞いていたので、お店でお昼に時間潰しがてらうどんでも食べてと思って早立ちしたところ、11時過ぎには店の横の駐車場に到着したが、いくらなんでも早すぎると、近くの
「道の駅みつ」に出かけて時間潰しで、買い物やら海辺でのベンチで店で買った弁当を買って食事をしてから「ゴンドラ」に向かった。
お店に着くと早速、ママさんやご主人、息子さんが迎えてくれ、コーヒーを頂きながら二人の毒舌バトルの掛け合い漫才を聞いていた。潮は引いているようだったがここ西浜は客がおらず、この店の若いカップルが岩場近くの浜に入っていた。私も半ズボンと半袖に着替えて、1時前に入った。東浜は大勢の客が入っていたが、ここは先のカップルと3人だけである。持って行った鍬で一掻きすると大きなハマグリが二個も取れた。何と面白いように取れた。この西浜を三人で独占しているようで、先のカップルも熱心に買い取りをしており、見せてもらったがかなりの量である。後から入った私の量を見て、鍬などを持っているものだから若い女性が、地元の方ですかと尋ねられたぐらいである。昨年も娘の家族と潮狩りにここへ来たが、小さな孫も居たのでそれほども取れなかったが、今回は鍬を持って行ったことが大正解で3時半ごろまで集中して大量に取れた。持ち帰ったものを娘と息子家族に連絡して取りに来てもらい分散した。久し振りに孫には爺ちゃんの存在を見せつけられた。