指定休日の木曜日は何時も通り朝に買い出しに出かけた。帰宅してから庭の棒樫の剪定に取り掛かった。毎年お盆前には済ましていたが、今年は猛暑で日陰を作る意味から作業を止めていた。そのため伸び放題となって見苦しくなっており、言葉通り暑さも彼岸を迎えて涼しく成って来ていたので剪定に取り掛かった。
脚立をブロック壁にもたらせて梯子を上り出した途端に太ももに痛みが走った。作業の為長袖、長ズボンに着替え、首にはタオルを巻き、麦わら帽子を被り、手袋着用であるから一応の作業服装はしていたが、枝葉が伸びているので虫の居場所には良かったのかも知れないが、後からその辺りの葉にはところどころ毛虫が付いていた。
そのまま作業を続行し2時間程で剪定を終えたが、今度は落した葉を集めるのが大変である。市の指定ゴミ袋に入れるのに枝を折らなければいけないので結構時間が掛かり、終了したのが1時を回っていた。慌てて風呂に入って汗を流そうと脱着している際に首の後ろに痛みが走った。首の周りに巻いていたタオルを取った際に毛虫に刺されたようで、足元に毛虫が落ちていた。最後の最後でまたしてもやられた。
風呂から上がり、家内にムヒをぬってもらい、遅い昼食を食べた。一服してから今度は彼岸を迎えることもあり、家内と一緒に墓掃除に出向いた。平日であったので、掃除の人は見かけなかったが、既に所々供花が有った。ついこの間盆前に墓掃除をしたのに、小さな雑草が玉石の間から生えて来ており、雑草の勢いに感心させられる。比較的短かったので、短時間で終わり、朝の買い物で供花を買っていたので、それをお供えして持参した線香やローソクを備えてお参りを済ませた。
帰りに同じ墓地にある親戚の墓を訪ねたが、一軒だけは花が供えられていたので前日にでも来られていたようであった。