今朝何時も通り朝の散歩をしていたら、近くの団地の倉庫裏の道路に面した陽だまりに青いスノコが大き目の石の上にテーブル状に置かれ、真ん中に牛乳瓶に草花が入れて飾ってあった。周りには廃材を利用したような座椅子らしき雰囲気をかもし出したものがあった。
日曜日にでも子供達が遊んだ後のままの状態である。倉庫が丁度風避けになっており、団地の目からも逃れられるので子供達が選んだ絶好の遊び場だろう。
家庭内での遊びが多い中で、公園や空き地でこのような自分達で作った遊び場を見かけなくなった。特に冬場では子供が外に出て遊ぶことも少なくなっているのでことさらである。
昔は、ママゴト遊びにも参加させてもらったことを覚えている。草花などがおかず皿に盛られ、ご飯の変わりに砂だったと思う。後木の枝がお箸で、家庭の茶の間を凝縮したもので、決まって女の子は、お母さん言葉で話をしていた。懐かしいママゴト風景が浮かんでくる。
ママゴト遊びを入力して漢字変換をすると「飯事」と出ていたので成程と思った。家庭の茶の間の模擬演技の元は、食卓から始まることを改めてこの歳で知った。
懐かしいママゴト遊びを思い出すが、この空き地のママゴト遊びをそっと覗いて見たくなった。