昨日は御用納めの日であったので、予定した来客も午前中に一件あった程度で、庁舎内も閑散としていた。午後から安定所を訪問して、私の担当者の推移の報告とデータ確認を行った。「福祉から就労」という就労支援を福祉事務所と職安が一体となって該当者の就職支援を行っている。私の12月までの就職率は丁度50%の結果であった。4月からこの仕事に付いての結果として受け持った人の半数は就職させたことになる。矢張り100%を目標にと言いたいが、種々の事情もあることから前の職安での目標以上に80%を自己目標として頑張って行きたいと思っている。
職安も昼頃からの雨もあって、良く空いていた。担当者も手持ち無沙汰で開店休業状態であった。年末の挨拶も兼ねての訪問であったが、具体的作業確認の仕事もあったので思いの外時間を要した。
続いて駅前の今年3月末まで勤務していたステーションのハローワークの出先に伺った。こちらも訪問者は少なく、窓口での応対も空席が大半であった。突然の訪問に皆さん驚かれた様子であったが、簡単な御挨拶を終えて帰庁した。
丁度席に着くや否や庁内放送での市長の館内放送が始まった。幹部職員は会議室に召集されそちらでの年末仕事納めの中継放送であった。まだ少し窓口業務をされておられる方や仕事中の方もおられたようであるが、大半の人は聞こえて来る放送に耳を傾けておられた。
その後、年末で職を辞される方の辞令交付やその方の挨拶、また何やら庁内試験合格者の室長への挨拶など朝から庁内はいつもと違った雰囲気であった。定時間際には室長の御挨拶が行われ今年の労を労われた。また連休中の事故の注意も添えられていた。定時後は今度は先程の嘱託の方を見送るべく、通路の左右に全職員が整列して見送ることになった。実に温かい光景である。若い人の多い職場であるが、若い人達が高齢者を見送るスタイルはどこの職場でも美しいものである。ここの職場でこのようなことが行われていることを知った初の御用納めの体験した一日であった。