昨日安富冠句会2月例会の地巻が印刷されて郵メールで送られて来た。前夜お世話になっている地元のHさんからメールが届いており、当日の印刷日にお世話役が集まられて印刷をしたところ、紙を折る機械が故障していたとのこと、今回A3サイズの印刷された用紙が9枚送られて来た。またメールには3月2日の「やまざと」会一行との交流会準備品として、字巻き、上座章、紫水杯、美巻、入選句の短冊、文化祭展示用の短冊、その他資料、を用意しておきますと記されてあった。
皆さん随分力が入っておられるようであった。私も協力できることが有ればと、先に新聞掲載して頂いた神戸新聞と朝日新聞の記者に3月2日に句集が縁で交流があることを伝えておいた。また安富冠句会の歴史と現況を伝えるべく、先に作成していた「安富冠句会概要」を少し手直ししてお配りしてみようと思っている。
「冠翁祭」等国風冠句と正風冠句が共催されたり、結社が独自に記念大会を開催されて選者に双方から選ばれているケースは有るが、本部間の繋がりであったり、個人が独自に応吟するといったレベルであるので、末端の支部が独自に交流会をするといった繋がりは聞いたことが無い。
もっとも安富冠句会が、国風の流れを汲むというだけで会員は意識はしておらず、外部からの指導者も無く、個人の自由気ままな句風である。そのため個人単位で他の会派に属したり、投句をしたりして活動の場を広げられておられる方がおられる。私もその中の一人で、たまたま安富冠句会と姫路冠句会に所属することで、両会の交流が進められることになった。俳句や川柳にしてもそれぞれ句会があるようである。大会というところでは結びつくのであろうが、会派同志の交流は無いと思われるので、私達が先立になればと願っている。
具体的な活動として、4月の安富例会に姫路冠句会や「やまざと」から事前に投句を頂き、その場で事前に選考をした結果を両会の代表から発表するという形ですすめようとするものである。この場合現在安富会では選者が短冊や巻を清書して頂いているが、姫路冠句会では口頭発表だけで、翌月の「やまざと」の誌上発表を見て他の句が確認出来ることになっているので、選考の技術的な違いだけであるから、この点では両会に属して、それぞれ合同の句会でも目覚ましい活躍をされておられるHさんにお尋ねしておこうと思っている。是非とも楽しい交流句会にしたいものである。