警備上の都合で会場に弁当を持ち込むことを禁止していた
愛知万博が、小泉首相の一声で解禁になったと家内がニュースを聞いて喜んでいた。
開会後のニュースで折角自宅で作ってきた弁当を入り口で、警備員により捨てることを余儀なくされていた家族の嘆きを聞いたことがある。これは絶対に不評を買う処置であると思った。
万博は一種のお祭りであり、当然それを狙ったテロ行為もあるかもしれないが、過剰警備もいただけない。
本当は警備でなく、それを大義明文にした会場内の飲食店との結託でないだろうか。良くあるケースだが、遊園地に自販機を置かず、売店のみ販売しているケースである。これもゴミが散乱するという理由だそうだが、誰もそうは思っていない。
ちなみに、愛知万博の禁止事項には次のように書かれている。
弁当(ただし、小中学校、幼稚園及び保育園の遠足で、引率者の監督の下に持ち込まれる弁当であって、一定の条件を附して許可されたものを除く。)
要は団体さんにはOKのように思えるが、一般の観光目的のツアー客には当てはまらないようだ。
一般常識として、家族連れの弁当を取り上げるお祭り行事なんかは、盛り上がらないと思うが、出足の不調はそんなことも影響しているのかもしれない。