「クールビズ」という新語がでてきた。環境省が唱える夏の軽装のことだそうだ。
確かにこの蒸し暑い時期にネクタイや背広の着用は、冷房のための電気がかさむ。今朝の新聞には小池大臣の写真が掲載されていて、ノーネクタイなら電気代の節減になり女性の冷房から足を守るひざ掛けが不要になると一面広告に出ていた。
不思議なことに、女性は早くから夏服ファッションを取り入れているが、男子はネクタイに背広である。ニュースのアナウンサーを見ればよくわかる。男女差が著しい。仕事柄とはいえスポーツ報道ではノーネクタイ組も見かけることがある。
要は、国会議員や経済界のトップがどうするかにかかっている。省エネもそれによって随分違ってくるだろう。着物業界では一層のことこの時期浴衣での衣替えも考えているかも知れない。
会社も今日から新年度が発足するようだが、組織や方針も発表されず、この期が何時までなのかも不明である。何一つ肝心なことが知らされないままの新年度の始まりである。皆惰性で仕事をしている。昨日のままの繰り返し作業で、確固たる目標もなく、反省も無くマンネリ化である。だから仕事が出来るのだ。創業会社なら不安で仕方が無いだろうが、親方日の丸の大企業病に犯されたことを、未だに感じていないようだ。それこそ人身の衣替えをしてもらいたいものだ。