自宅の前に電信棒が有り、つい最近その横にもう一本、もっと高い電柱が立った。丁度私が剪定中に蜂に刺された植木の場所である。虫刺されの後、市役所に連絡したところ係員が確認に来られ、その後植木を除去に来られた。
今から思えば、その植木の除去は、この電柱を立てるための作業であったようである。関西電力から市の方に伐採許可申請が出ていた様で、関電の方が下見に来られた際に、植木が無くなっているので驚かれた様であったと家内が言っていた。
昨日は事前に、朝9時から午後5時まで工事でご迷惑を掛けますとの連絡が入っていた。定刻前にクレーン車が2台家の周りに止って作業をし出した。クレーンの先に籠が取り付けられており、その篭に乗って自分で操縦して目的場所に届くのである。既に電柱を登っていた3人が命綱を付けて、新しい電柱に取り付け棒を設置し、古い電柱から付け替えるのである。暫く眺めていたが、命綱があると作業に邪魔になるかと思っていたが、若い職人は逆にそれを利用して電柱の左右を振り子のように移動していた。忍者もどきである。高圧電流の配線も有る様であるが、電柱の上に更に高い取り付け棒を設置していた。
実に目面しい作業を見させてもらった。家内は私が外に出て電柱設置工事を見ていて、中に入って来ないものだから、「よう飽きんと見とれるなあ」と感心していた。
大体男子たるもの、ブルドーザーの道路工事や、クレーン車等の解体作業は興味を持って見た経験があるだろう。クレーン車が鉄骨を挟んでひき潰すのは、まるで恐竜が大きな口を開けて家を加えて潰す感じが今もしている。非日常作業を見るのは楽しいものだ。
by kitamura1007
| 2015-09-12 09:29
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