昨日の昼頃には、アメリカの大統領が決まるとの予測が伝えられて、昼の休憩時間も興味を持って携帯を見ていた。直前の世論調査では、民主党クリントン候補が共和党のトランプ候補に対して優勢で選挙戦に臨んでいるとのニュースが流れていた。大半のメディアの指示を掴んだ、クリントン候補が逃げ切るものと思っていたが、何んとトランプ氏が逆転勝利となった。日本の株価も1000円近く降下した。
あれほど選挙期間中に過激な発言を繰り返し、アメリカのマスコミが反発し、出身の共和党内にも反発が見られた中で、結果としてアメリカの恥部を根本治療するトランプ氏に軍配が上がった。
今だに信じられない気持である。日本政府にしても、トランプ氏と直接パイプのある議員はいない様である。これから新しい日米関係が築かれて行くのであろうか。沖縄問題にしても選挙期間中のトランプ氏の日米負担について、本当にアメリカが思っているのか、民主主義のリーダー国として、国内でも大波乱があるだろう。
フィリピンの新大統領も言いたいことを言って、国内世論では大人気である。今回のトランプ氏も、世論調査に上がらなかった実際の有権者のパワーは変革を求めていることに繋がっている。アメリカのマスメディアの世論調査で見抜けなかった、ステルス戦闘機ならぬ、ステルス世論があったことを見落としていたのである。
by kitamura1007
| 2016-11-10 07:17
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