昨日は冬至であった。一年で一番日照時間が短い日である。毎年思うことであるが、この日を境にして日照時間が長くなるので、春に向かっているのであるが、どうしてもこれからは一段と冷え込む暗い真冬に突入と思える。ところが、気温はこの2.3日随分暖かい様である。しかし、クリスマスを境にしてまた冷え込む様である。
この時期に冷え込まないと、昔はケーキの販売が大変であった。昔勤務していた食品会社ではバタークリームが中心のケーキを11月頃から作成に入り、それを冷蔵庫で保管して置き、12月には会社の構内に各営業の担当毎に、テントを作成して、外部の冷蔵庫から出荷して品種毎に並べられていた。暖かい気候だとバタークリームが解けて形が崩れることになるので、テント内のストーブにも神経を使っていたものである。
一斉集荷などで、間接部門も応援に駆り出されて、バケツリレーならぬ、ケーキのリレーを行うのが冬の車内風物詩であった。
昨日帰宅すると、風呂湯には柚子が2個浮かばせていた。風呂湯を追い炊きしながら、柚子を握りしめて、果汁を湯の中に落した。たちまち甘酸っぱい香りが風呂中に立ち込めた。さらに強く握ると種が飛び出して、湯船に落ちた。あわてて拾おうとしたが、種が滑って掴めないので、洗面器を湯の中に漬けて、お湯の流れで掬い込むようにして拾い上げた。
そのような遊びも?もあって久々に長湯をして、良く温もった。脱着場にまで香りがしており、冬至の風物詩である。
by kitamura1007
| 2016-12-22 07:30
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