今朝の気候は低くて初めて何時もの散歩時にジャージの上着に袖を通した。「寒いなあ」と近くの飲食店の前でいつも道路に散水している近所の人が、朝の挨拶の返事にこのように返ってきた。寝起きのボーットした状態で外に出ると一気に頭の芯までスキットなる。一辺に背筋が伸びるような感じである。
東の空は日の出前でピンク色に変わり上空は真っ青で雲一つ無く今日の天気の良さを感じさせる。どこか小鳥達も目的を持って決まった方向に飛んでいっている。その上空ではカラスも鳴きながら移動している。人よりも早い朝の通勤、通学ラッシュのようである。
途中の道路には銀杏の実が落ちたものが車に踏みつけられた後が数箇所ある。あの臭い皮向きがうまくいけば無くなるとその辺りを見渡したが何一つ無かった。
そんなことより、早く歩けと二匹の犬が引っ張るその息づかいが白く見える。秋冷の候である。