昨日は安富冠句会の6月定例会であった。正午に道中のFさんを誘って同行した。午後1時開会であるが、12時半には会場に到着した。既にお二人の会員さんが出席されており、会場の準備をされて終わられたところであった。
冠句の各会派は、高齢化と会員減で10年もすればどうなっているか分からない。古稀の私が中堅どころに位置している。パソコンが使えるということから、この会の清記係の大役を長年仰せ付かっている。年に1回安富冠句会は地元の中学生との「交流会」を行っていて、中学校の教室で同じ冠題で、詠み合って発表している。1年生から3年生までの冠句を希望した男女の生徒と席を同じくするのは、孫の年代と一緒で、元気がもらえる。
この制度は、他の句会では見受けられず大切に継承していかなければならないと思っている。願わくばこの生徒達が「冠句」に興味を持ち、高校や大学に進学したり、社会人となっても興味を持ってもらう仕組みづくりをしなければと思っている。
先週の土日にこの町内の最大行事の「あじさい祭」りがあって、安富冠句会の会員も自薦句を短冊に会長さんに墨字で書いてもらい出展した。お世話を頂いた幹事さんの熱心なお勧めで、昨日の例会に60歳代の男性がお越しになって、見学されておられた。既に来月分を作句されていたので、恐らく入会されるだろう。この様な地道な活動が必要なんだろうと思った次第である。
by kitamura1007
| 2017-06-30 08:38
| 冠句
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