昨日午後4時より食堂で新年始業式が行われた。始業式といっても日配食品を扱っているので工場は年末も年始も休業は無い。従って従業員の定休日通りなのであるが、間接部門では4日間の休業がある。
いつもは3階の体育館で行われていたが、暖房も効かず寒さの中での話しを聞くのは苦痛であったが、今年は場所を変えて暖かい中での話しだった。定刻前に同室のスタッフと伴に行ったが満員に近かった。
狭い分だけ最後は後で立ち見の人もいたようだ。恒例の従業員表彰もなく、社長が30分、管理担当常務が15分、労組委員長が10分の話であった。
社長の話は、断片的でまとまり無く、後の常務の話を補完として聞いて理解が出来る。要するに、『昨年は3期連続の赤字続きで社会的に、特に金融機関からは信用を無くしてしまっている状態であった。因ってリストラを決行し40人ばかり退職してもらった結果、この半年で利益は終始トントンまでこぎつけられた。後もう少しで利益を生み出すところまで来ている。これからは定年の60歳で退職でなく、少子高齢化になるので一律ではないが65歳まで位雇用を延長したい。またパートの優秀な方を先に表彰したが、組合はパートも労働組合の組合員にしてもらいたい。一緒になって私の会社と言う気持ちで取り組んでもらいたい。
賃金カットしていた給料も12月分より元に戻した。教育も復活してゆきたい。賃金も成果能力主義に改めてゆきたい。このような計画を粉メーカーのN社が評価されて持ち株関係をすることとした。自分達経営者だけでは出来ないので協力を乞う』というものであった。
今年も年頭の抱負や決意を各会社のトップが表明している。4日、5日には賀詞交礼会が各地で開催され行政や経済界トップの所信表明も発表されていて新聞やテレビで紹介されていた。景気が良くなっている中での更なる飛躍の話である。
大手と違い広報が全く出来ていない当社にあって、1%にも満たない人だけに話したことが末端まで伝達されるのであろうか。何故折角のHPで流さないのだろう。