家内が食卓のテーブルに広告のチラシを置いて何やら書き物をしている。昨晩のことだ。テッキリ買い物のメモでもしているのだろうと、阪神戦の模様をテレビ観戦しながらチラッと横目で見ると、アルファベットの横文字を書いて、考え事をしている。
チラシの余白にローマ字を書いていたのだ。何をしているのか尋ねると、仕事の報告書をパソコン入力するに当って、「いっさつ(一冊)」「カット」などのように、「つ」「ツ」を小さく書いて表すつまる音の吃音の入力の仕方が分からないので、日本語をローマ字に記入して練習しているところだった。
早く帰ってきた息子にも尋ねて教えてもらったようだが、経験が浅いので飲み込みが遅い。Xを使っての文字変換も教えたが、キーボードを前にしての作業でないので頭での記憶でしかないので、どれだけ覚えたか分からない。
いずれにしろ、「習うより慣れろ」でこの時期、入学入社異動等で新たな体験をに頭を悩ませている人が多いことだろうと思う。