昨日孫二人を連れて「良いとこ」に行くと昼前に出かけ、結局
「姫路水族館」に行った。丁度朝降っていた雨も止んだが、ドンドン温度が上がり蒸し暑くなっていた頃である。矢張り休日を利用した家族連れがたくさん入館していた。
何回も孫達は来ているので、それ程新鮮味は無いが、それでも珍しい魚や、亀やペンギンの仕草に興味を持っていた。
一通り館内を巡り、下の孫のお目当ては、タッチプールである。ヒトデや蟹、ナマコ、ウニが自分の手で取れるのである。さすがに魚はすばしこいので取れない。浜辺や磯を模した水槽の前にくると、もう早速手を入れてヒトデを捕まえて持ち上げ、「兄ちゃん見てみ!」と得意げに大きな声を出している。兄は、何故か虫などには全く弱いので、人差し指で弟が捕まえたヒトデの背中を少し擦る程度である。少し深めのところにナマコがいたので、掬いとって兄の方に渡すと気持ちが悪いと退いて、その隙に弟が取り上げてしまった。まわりの観客も自分の子供も見ているが、この孫の兄弟のやり取りも面白く見ていた。
後で、亀が丁度産卵をしている珍しいところを見ることが出来た。後ろ足で砂場を深く掘り、産み付けているのが、シーズン中らしく2,3匹見かけた。テレビニュースなどでは見たことがあったが、本物を見るのは初めてで、良い経験をした。
もう少し、残っていたそうだったが、近くの野球場西の公園に連れて行って、アスレチックをさせて汗を掻かせ、お昼を展望レストランに連れて行き食事をした。レストランそのものが、座っていてもゆっくり回転し、360度の景観が楽しめるものである。価格は少し高めだが、孫達は喜んでいた。空調も勿論効いているので、先ほどの暑さも館内では気持ちが良い。
その後、時間があるので、的形の
「小赤壁」に連れて行き、岩場の間の蟹取りをした。風が強く波は岩場に打ち付けてしぶきを上げていたが、蒸し暑い中での潮風は、いい気持ちである。
少し岸壁に沿っての散歩も気分爽快である。そして帰り際、横のヨットハーバーに連れて行き停泊中の数々のヨットを見、また陸上に上げられたヨットのスクリューや舵、重しなど普段見られないものを見て、子供の楽しみというより、自分の趣味の中に連れて行ったようである。