工場内は機械のオーバーホールに入っており、3月21日から10日間工場の生産が止まっている。装置化されたメイン機械の定期補修であるから大変な労力を要するようで、生産員の担当部署はもとより、他部署の者も応援に入って、機械の業者と一緒に解体を行っている。
話は余談になるが、子供の玩具の調子が悪くなって直してやろうと分解して、結局元に戻らず、家内に代わったりして面目丸つぶれの肩身の狭い思いをした覚えがあるが、作業現場を見ると、こんなに解体して再度の組み立ては大丈夫かなと思う程バラしていた。
前の会社でも一部で機械化されていたが、これほど会社を止めてのメンテナンスは経験したことが無い。前の会社は日配物であったので、前日注文であるから、機械を止めるわけには行かない。こちらの会社はデイリー商品で無いので計画生産が出来るが、毎年暇な冬場にオーバーホールを2週間ほど実施しているようである。
どのようなかたちで、おさまるのか知らないが、来月以降の生産計画は遅れを取り戻すためにフル稼働の状態であるようだ。
同じ食品でも機械の装備率などや、日配かどうかで生産体制に随分違いがあることがわかる。