道路の工事中にガードマンが立っており、交通整理をしている。少し長い区間であると左右に一人ずつ配置され、普通は紅白の信号旗を左右に持って、車の規制を行っている。
女性が日焼けを嫌がって深く帽子などを被って交通整理を行っている場合もある。時にはガードマン同士がワイヤレスマイクで連絡を取り合っているところもある。
交通量の少ないところでは、交互にストップをかけて車両の制限をしているが、時として、交通量の多いところの車の制止は、のんびりとは行かず、二人の間で停車した車の優先権で、もめ事もあるように思われる。
先日も工事中に静止を受けた運転手から、ガードマンに早く解除を急ぐように言われて、相手にワイヤレスで早く通すように連絡したところ、相手も相当数が止まっていたのか、携帯を通して大声を張り上げていた。
高速などでは、危険性もあるのか、人形に旗を振らせているケースがある。勿論旗だけでなく、工事中などの掲示物もドライバーにわかるように表示されている。
最近は見かけないが、市内北部のSスーパーマーケット入り口にいたガードマンは実に、慌しく手を振ってジェスチャアで車両を誘導していた。昔停電時などで交通信号が使えない時に、メインストリートの交差点に台を置いて左右から確認できるように手信号で、ストップと発信の信号を出していたことを覚えているが、それを見るような、全身のアクションである。勿論手信号など見たことも無い若い女性買い物客のドライバーには、笛を吹いて指示をしていた。
下手なガードマンだと交通の誘導が反って停滞や渋滞を招きかねない。その分このガードマンには、自信と言うか一生懸命が伝わり、見とれて笑ってしまう振る舞いがあるが、それなりにスムーズに交通規制が出来ていた。
最近見かけないのは、出しゃばって、誘導しようとした車に跳ねられたとかの噂も聞いたことがあるが、名物ガードマンであった。