前の晩から長女のところの孫が二人、久々に泊まりに来た。スイミングに行っての帰りであり、少し早く帰っていたので、孫と一緒に風呂に入ろうとして、着替えて待っていたが、家内は何時も通り風呂に入らないので、先に入ることを進めるが、折角孫が来るのであるから、少しぐらい待つことなんか平気である。何とデリカシーの無い人かと口に出して言おうとしたが、止めておいた。
間もなく到着し、一挙に賑やかになった。しばらく1歳になったばかりの下の孫をあやしていたが、こちらの方が、難しいので娘に抱き渡して先に風呂に入った。
直ぐに孫も風呂に入って来て、いつもの「ジャジャン」のかけ声の問題が始まった。いつもこの時に、もう少しネタを仕入れておけば良かったと思うのであるが、ねた切れである。
昨朝はいつもの如く、弟が先に起きてきて二人で散歩に出かけた。少し前には犬など怖くてより付きもしなかった子であるが、今は寝る前に「明日一緒に散歩に行くから」とか、「散歩に行く時に起こしてね」と言って眠っていくのである。
少し寒かったので、何時も自分が被る毛糸の帽子を少し織り込んで被らせ、軍手を着けさせて出かけた。風も無かったので、何とか寒さは凌げたようである。
昼前に二人を連れて、
姫路科学館に出かけた。この二人を連れての同館へは3,4回目である。最近は学校からもらう「どんぐりカード」を持っているので、気軽に行ける。大人だけは有料入場である。昨日の目的は、展示の見学でなく、工作教室への参加である。
12時過ぎに着いて工作教室のスケジュールを確認すると、12時40分からは紙で作る貯金箱。2時40分からねずみのモーターカー作りとなっており、出来上がりを見ると、ねずみのモーターカーの方が、電池やモーターを使っているので、より興味深く出来るだろうと、そちらを選択した。
そうすると、この二人を2時間遊ばさなければならないことになるので、展示室に連れて行かなければならないが、生憎「どんぐりカード」は持って来ていなかった。受付嬢にそのことを話すと、再交付して下さいと、学校名と学年、氏名を書かすだけでOKだったので、各階の展示室に連れて行き、二人は走り回って興味深いものから片っ端に遊んでいた。知識を得るというより、格好の遊び場としか認識していないようである。
そのうち定刻が来て、工作教室に加わった。これまで2回参加して、それぞれ楽しい作品を作り上げ、少し前の「竹とんぼ」は本格的なものであったので、こちらまで驚いてしまった。まず、ここに来て失敗することは無い。何時来ても畑らしい教材なので、屋外で遊ばされないシーズンやなど丁度良い企画だと思っている。今回も来年の干支のねずみをモチーフにして、楽しい動くねずみが作られて、家に帰って自慢していることだろう。