我家は長兄の家系なため、お墓や仏壇の祭事の案内は檀家寺の世話役さんを通じて案内があったり、月命日に来てくれるお寺さんからも案内などがある。しかし毎月の命日に休む訳には行かないので、家内に任せることとなる。その日の出来事を、食事時に話してくれたり、翌朝の食事時に話をしてくるが、殆ど指示命令などしたことはない。何も分からないから家内任せである。
親の代からも母親がその役割を果たしていたようである。「長男の嫁」という役割を感じることが盆と正月にある。今年もその盆を迎えることとなった。
先週6日に月命日があった。この日は月命日というより、父親の21年目の命日である。広島原爆投下の日であるから8月6日は忘れることは無い。この日もお寺さんがお参りに来てくれたようであるが、特別な話は無かったと言っていた。
昨晩長男の嫁のご両親が突然、お盆に孫達が帰って来るようだからと、知人が市場に勤めておられて、手に入ったからと新鮮な大きなエビをお持ち頂いた。初めて我家にお越し頂いたので早速お上がり頂いたが、当初は玄関口でと固持されておられたが、無理やり上がってもらった。、丁度会社から帰ってから親戚にお盆のお供えをお届けして、家内と夕飯を外食しての帰りだった。息子から留守電が入っており、家内が確認するとこちらに向っているとのことであった。
電話確認の早速の到着であったので、部屋のクーラーも効いておらず、扇風機を廻す有様であったが、アイスコーヒーだけはあったので、何とか対応が出来た。色々なよもやま話の中で、奥さんの奮闘ぶりが手に取るように分かった。こちらも奥さんパワーで家事を仕切っておられることが分かる。当然息子の嫁も、このパワーをDNAで受け継いでいるわけであるから、安心である。
このような観点から親戚を見てみると、嫁さんがシッカリ女房ほど、家系は安泰であることがわかる。私を含め、長男も早速嫁の賢い操縦法にリモコンされているようである。家内とも今のところ?良好な関係のようなので、このまま嫁には賢く立ち回って欲しいものである。