澄み切った空の下で、屋外で仕事をしたら気持ちが良いだろうなあと、このところの青い空を見上げてそのように思っていた。事務職であるからそのような仕事は滅多にないが、時折総務の用事として屋外作業もあったりする。
先日2日間にわたって、屋外作業があった。自社の入口付近から約200メートル近くの取り付け道路があり、その左右の溝に雑草が生えていたり、隣の会社との長いフェンスに雑草が巻きついて、通行車両にも当たったりしていたので、これらを一斉に刈り取り、溝掃除も同時にしようというものであった。
丁度工場の生産が2日間にわたって無い日であったので、多数の製造の人が出て急遽半日づつ対応することとなった。溝に溜まった土から生えた雑草やフェンスに巻きついた雑草など200メートルでは、相当な量が出て、工場からフォークリフトが出て、草などを入れる大きな籠を出してもらい、その運搬と廃棄でピストン運転であった。
フェンスの雑草は隣の工場が年2~3回、シルバーの人を数名雇って刈り取りをしているが、フェンスに巻きついたものはそのままである。本来は他社の管理する業務であるが、隣の工場の敷地でも裏側に当り、丘陵の下であるので、通行するのは当社のみであるので、そこまで厳格に掃除はされておられない。美観上からは、当社ですることの方が良いとの判断から実施した。
結果として2日間とも、晴天の中での作業で、作業する人もいつもの構内作業と違って畑や田圃の作業のような感じであった。地元の人が多く、釜や草刈機の取扱いなど慣れたものである。大勢でワイワイ言いながら順調に刈り取り、白いフェンスの色が一本につながり、溝周りの草も無くなり気持ちの良い通路となった。
こんな作業も楽しいことであるが、しかし2日間も生産が無いとは困ったものである。