冬の澄み切った夜空には明るく輝く星が見える。今の時期では、午後5時過ぎの帰宅時間帯でも明るく輝く、一番星の宵の明星の金星と現在は木星が直ぐ近くに揃って見られる。当初は水星かと思っていたが、ニュースでは木星と言っていた。
以前にも書いたことがあるが、昔から天体の作図というか、大熊座とかさそり座などの組み合わせた線がわからないのである。そのためかイメージが湧かないのである。私には古墳の発掘と同じで、どうもこじ付けのように思えて仕方がない。何故この線が他の星と結びついたり、切れたりしているのか、未だに不明である。古墳発掘したところには、白線を引いたりしてその全景をニュース等で写されているが、あたかも丸や四角の穴を削り取った穴のようにしか見えないのである。
冬の夜空も同様で、まだ惑星の金星や木星の単独の方が分かり易いと思う。今回も金星は直ぐに判るのであるが、もう一つは水星だと思っていた。確か以前にも輝いていたように思っていたからである。当然惑星であるから同じ所に見えるわけではない。
詳しくネットで調べるわけでもなく、夜中の夜空を見上げに屋外に出るわけでもないが、日に日に惑星の位置が違っているようである。師走の慌しい時期を迎えて、ほんの少しでも、夜空の星々を見上げる余裕を持ちたいものである。