週始めから来ている家内の母を連れて、近くの
「竹取の湯」に行った。播州地方も週末から寒波の影響で風もあり、気温が下がって寒い日であったが、義母の住んでいた綾部の実家に8日に伺った際には、周りには雪は無かったが、軒先の日影には数センチ雪が溶けずに残っており驚いてしまった。日当たりも悪く、少し高台であり築100年以上の藁葺き屋根であるから、室内の暖房も効果無く寒く感じた。夏は涼しいだろうと思ったが、盆地であり泊まったことは無いが、生ぬるい風が簾越しに室内に入っていたことを思い出した。
綾部では毎日が今日のような寒さであると義母は言っておられた。温泉は週末で混んでいるかなと思いながら昼前に向った。部屋予約の看板が2枚下がっていた程度で、それほど混んではいなかった。約1時間後に休憩室で合流したが、義母は温泉には余り行っておられなかったようで、随分喜んでおられた。露天の炭酸風呂も20分程浸かっていたと言っておられ、身体の芯まで温もると、京都弁の柔な言い回しで話しておられた。
帰りの道中ではみぞれが降り出し、本格的な雪の降りようであったので、家内は驚いていたが、義母はこんなのは毎日であると言っておられた。それより自宅に戻って来て、こちらでは降った気配がないことに驚いておられ、播州地方でも南北での気象差がありここ姫路市内でも車で5分違いで気象条件がちがうようであった。