昨日の朝一番に、年末12月1日以来の糖尿病検査を受診した。概ね60日の間隔を空けての診察となっている。前回の受診時には昨日の受診が退職後となることが分かっていたので、何時もの仕事帰りの受診でなく、朝一番の予約をしていた。
何時もの受付の際に、保険証が今回より変っている旨伝えてから予約診察に出向き受け付けると、何時も通りの検尿採取の案内がされてそちらに向った。ここのトイレはドアが無いために廊下から男子トイレの検尿採取や用を足している様子が見えるので、嫌な場所なのであるが、病院なので仕方がないと不満に思いながら検尿カップに採取している。
この後、体重測定をしてから血圧測定と血液採取をして、いつものように待合で待っていたが、直ぐに呼び出しがあった。先生から今年もよろしくと先に挨拶されて、こちらこそと返答したが、医者とそんなに拘わりたくないと年始の祈願であったので、複雑な気持ちである。どうもこの先生は、突拍子も無い発言をするが、今回も現在のヘモグロビン値からすると80歳までは延命できますと言われた。余命18年である。
前夜も家内はテレビ番組を見て、子供が余命半年とかと宣告されてから家族の明るい献身的な看病の姿に涙を流して見ていたのを、途中から付き合わされて見ていたが、若い子の余命幾らと云われればショックであるが、自分でも18年どころか、20年30年も生きるだろうと思っているのに、生きる為の限界的な発言に対しては不満に思った。それ以上のことは尋ねることはしなかったが、それより受診して1年になるが一回も投薬治療もなく、定期検査だけなので今後の見通しを尋ねたところ、
「数値としては私が担当している患者さんの中では優秀の部類なので、このまま一生投薬なしでやって行きたい」と言われた。重ねて数値はいくらになれば良いのかを尋ねると、
「58を目標にしており、今は64です」とのことでヘモグロビンの値を落すのは大変ですと言われていたが、帰ってから健康手帳で確認すると、58は血統コントロール指標の評価では優であり、64も良であるから、自分の判断ではOKであると思われる。
糖尿病の烙印を押され、投薬治療も無くただ運動すれば良いという診察も、いい加減と言えばそれも言えるかも知れない。