現在糖尿病治療中である。こう言えば注射か薬の投与を続けていると誰しも思うだろう。私自身昨年の1月から引き続き治療を受けている。その前の年末にした定期健康診断で糖尿の要精検ということから、治療が始まった。
しかし初回から一度も注射や薬の投与はない。2回目は栄養士さんの食事指導が有り、家内が他の病院で入院中であったが外出許可を頂き、私の食事に付いて一緒に話を聞いたこともある。
初回以降約6週間程の間隔で尿と体重、血圧、血液の検査に出向いて先生の診断を受けている。今月も2日に受けて、次回は4月の13日である。今回も投薬注射は無いままである。
最近自分では糖尿病ではないのではないだろうかと思うようになった。一回でも薬などの処方箋でもあれば治療中だと思うが、それが一度も無くてヘモグロビン値や血圧の値も正常値に有り、治療とは「このまま、運動を続けて頑張りましょう」と聴診器を当てる程度である。確かに先生が診察行為をすれば治療であるかもしれないが、病歴などを記載するとなれば糖尿病治療中となるのであろうか。どうも糖尿病患者にされるのに抵抗感がある。
自分では糖尿の治療でなく検査に出向いているのであると思うようになった。別に部外者というか他人にとっては大したことではないが、自分では定例の受診が治療でなく検査であるように思えてきた。
検査入院というのは治療ではないと思うが、疑わしいから検査をするので保険が使えるのだろう。そういう見方をすると糖尿病の疑いで検査をするのであって入院こそしないが、検査治療である。
だから自分では病気ではないのではないかと思うようになった。運動をしなさいということが治療行為であるならば、早寝早起きの勧めや、酒やタバコの禁酒禁煙推奨も治療行為と同じに思える。一体治療と検査はどう違うのか調べてみたい。また自分は糖尿病なので運動や食事療法をしているのか、逆に糖尿病にならないために運動をしている状態なのかどうも解らなくなってきた。