今日はWBCの決勝戦で宿敵韓国との対戦である。これで5回目となり2勝2敗の五分の対戦はいよいよ決着をする時を迎えることとなった。大変興味の湧くところで、先日息子は前日の日本が決勝に進めば、先に決勝進出を決めていた韓国との対戦であるので、決勝戦の日は有給を取って休むつもりと言っていた。
私には、興味はあるがそこまで力は入ってはいない。韓国との対戦は確かに見ようによれば、相手は因縁のある日本で追いつけ追越せの国民感情のあるお国柄であるから、何かに日本を目の仇にしている。
これまでもワールドサッカーなどでも凄まじい応援である。今回の野球も力が入っているようである。最初のコールドゲームなどで日本勝利の際の現地のニュースでは国辱とまで報道されていたようであるから、選手も気の抜けない相手だろうと思われる。
ところが私は、この対戦はもう良いと思う。それよりもっとドミニカやメキシコ等との対戦を望んでいた。今回の運営方法にも問題があるが、どうしてアジア地域の韓国とばかり星のつぶし合いをしなければならないのか納得がいかない。同じ対戦をするならサッカーのようにホームとアウエイの2戦で結構である。後はヨーロッパや中南米の国との対戦を望んでいた。同じ地域での骨肉の対決は実に後味の悪いものとなる。何時までも結果が悪く残るだけである。アメリカの野球に挑戦して勝ったというが、本気で大リーガーが立ち上がれば長丁場では木端微塵となるであろうが、今のアメリカの結束力はそれほどでもなさそうである。現地のアメリカも今大会を重視しておらず、単なる寄せ集め集団としか見ていないようである。お家芸としてのハングリー精神が無くなったものと思っている。
日本や韓国の本当の実力は、ナショナルチームとして大リーグ優勝チームと対戦して勝敗を決めた時であると思っている。