孫とは良く話をするが、大体何時も家内がいてとりとめの無い話であるが、香住の旅館で一緒に風呂に入った際に小6の孫と最後は二人だけになった。
先日の小学校代表で水泳の大会に出場し、平泳ぎで70人程の中からタイムレースで6位に入賞して表彰されたことを遅ればせながら褒めてやった。しかし別に嬉しいともしんどかったとも言わないで、ウンウン言って聞いているだけであった。
中学生になったらサッカー部に入ると本人からでなく弟から聞いていたが、そのことには触れず、ふと先日私が中学校に入学したばかりの地図帳のことをブログに書いたことを思い出し、私の中学生の頃の話として湯船のヘリに腰掛けて長話をしてしまった。
こんな二人だけでの話しは初めてである。果たして中学校に入り、来年は部活などが忙しく、このような家族旅行は来られないかも知れない思いがあったので、心情を吐露してしまったのかも知れないが、孫にしては長風呂に長話しであったろうに辛抱して聞いてくれていたようである。
裸の付き合いというが、手の中に抱いていた孫が成長してもう中学校の話をすることになった。もう一緒に旅行して風呂に入る機会も少なくなるであろうが、我が子供の成長はいつの間にか終っていたという程、自分自身すら観察の余裕すらなかったが、孫の成長もあっという間の三段跳びである。成長の時は早いものであるが、同時に老化の時もスピードをゆるめてはくれないのだろう。