昨晩会社の同じ部署の男子相談員で「おじさん達の暑気払い」が行なわれた。この7月に加入した2人と部長、課長、係長の総勢11名で2人が欠席であった。
会社近くの駅前の居酒屋を予約しており、幹事は奥さんの推薦もあり下見に部長などと来られていたようであった。私達相談員は民間からの採用で、大半が総務、営業畑の出身であり定年後の再就職者である。中には40歳の今回の幹事のように会社が左前になり退職された方もおられる。それぞれそのキャリアを生かしての再就職者である。
ある面、公務員として生え抜きのキャリアよりも、実態に詳しいし、縦割り公務員からすると横のネットワークや小回りは優れているように思われる。小泉改革により、公務員の削減化により、仕事はあるが人減らしの結果我々相談員が増えたようである。
この不況下失業者があふれて、我社もパンク状態であるが、この時期でも増員は相談員のみである。1年契約であるから不況が終れば切りやすいとの考えに基づくものと思われる。
しかし、他の公務員と比べて我社はサービス機関である。職業紹介、失業給付、能力開発いずれも広く手厚い労働者へのサービス提供が求められており、これに民間出のスペシャリストがその任に当たることは理に叶っていると思われる。
昨晩も親しみ易い部長と席を前にしての酒宴は盛り上がり、3時間にもなった。各人が発言をして、一家言を持つ相談員に先輩の公務員が聞き入るという場であった。無礼講での宴会も有益なコミニケーションの場として大切であると思われる。所謂ノミ(飲み)ニケーションである。