昨日久しぶりに歯科医院へ行った。これまで3回程行ったがいつも手遅れ状態でその日に抜歯という状態であった。虫歯ではない。虫歯の経験は幼稚園時代以降経験していない。だから歯痛の苦しみを知らない。あのお多福のような顔が腫上がった経験も無い。
歯が良すぎて、歯茎が弱る「歯槽膿漏」いわゆる歯周病菌に冒されてしまって抜歯する羽目になっていた。初めて治療に行った時は、虫歯でもないのにどうして抜歯しないといけないのか疑問に思い、ヤブ医者と違うかとさえ思ったほどである。医者が丈夫な歯に産んでもらった親に感謝しないといけないというので、抜歯した歯をもらって帰って健在だった母に見せたことがある。50歳を過ぎた頃だったと思う。それから2、3年おきに歯医者に行ったが全て虫歯でなく抜歯された。
今回も舌の感覚では、右下奥歯の根元に何か突起のようなものを感じて、数ヶ月前から気になっていた。朝の洗面時には歯磨きをすると血が少し混じっている。これは早めに行かないとと思って、予約無しの飛び込みで見てもらった。
レントゲン写真では、矢張り歯茎が弱っており少し炎症を起こしているとのこと。歯茎が弱くなったため歯の根っこが出てきている状態であるとのことであった。今回は抜歯しなくてすみ、たまった歯石の掃除を行ってもらった。半年ぐらい、せめて1年に1回は歯石を取りに来るようにとの受付嬢の話であった。