昨晩近くに住んでいる娘の団地の盆踊りが行われ、食事に招待された。朝家内から午後7時の開催に間に合うよう帰宅するよう釘を刺されて出社し、帰宅して入浴してから団地に向かった。開始前の時間であったが、数日前から準備された櫓や本部テントには少ししか人影は見られず、家での準備の真っ最中というところであろうか。周りはもう薄暗くなって、子供達の走り回り騒がしい声が、踊りもしていない櫓の周りに流れている踊りの音響の中で聞こえてくる。この音楽で子供達のボルテージは上がっているのかもしれない。
良く見るとその中に、孫の二人が他の子供達に混じって走り回っている。3歳の孫は何やら飛び出す鉄砲をを持って、年長の子を追っかけまわしている。1年生のお兄ちゃんの姿も見え隠れして、団地の部屋へ上がる前に思わず公園の孫達を追っかけた。
向こうもこちらに気づき飛んできて、何やら言っているが状況が分からない。すぐさまバイバイして部屋に向かった。団地の5階の部屋は高い。グルグル回って上がって行く階段の踊り場からは、姫路城やら高架の播但線や普段目にしないアングルの視界が開け楽しみが増してくる。暑い中娘や家族は毎日大変だなあと思う中、一寸見られない景色がいつも見慣れているのは羨ましい気もする。また部屋の中で窓を開ければ、台風17号の影響かもしれないが、風が通って涼しく実に気持ちが良い。折から毎年恒例の琵琶湖の鳥人コンテストのテレビがつけられていて、10mの高さから人工飛行機が飛び降りていた。5階の窓から見る公園は低く下の方に見えた。窓からは涼しい風と共に大音響の炭坑節が聞こえてくる。美味しい焼酎を味わい、踊りはあったのかつい覚えていない。