スッカリ22日が冬至であることを忘れていた。帰宅して入浴する際に家内が「今晩はゆず風呂」と言われて思い出した。湯船のフタを開けると柚子が紙袋の中に2個浮かんでいた。香りが漂って来て、湯船に入ってから更に紙袋に入った柚子を手で握ると中の果汁が噴出して来たようで、香りが増して来た。
そういえば、今回は紙袋に入っているが、昔は木綿の布袋であったと記憶している。湯の中に浮かべるだけではミカンの網の袋で良いだろうが、必ず私のように一層の香りや果汁を出すために絞り、網では風呂の湯を汚すこととなるので、木綿袋となったのであろうが、最近では丈夫な半透明の紙製の袋に入っている。いくらきつく絞って果肉が散乱しても袋の中であるから湯は汚れないのでこれは良いものである。
ユックリ浸かれば汗も出て来た。風邪がスッキリしていなかったので湯船で汗をかくのは久し振りであった。柚子湯が健康回復を助長してくれるかもしれない。
湯上り後の夕食にはカボチャの煮ものが食卓に並んでいた。これも冬至に食べる慣わしであるから、一番に箸をつけた。
この日は会社の「ワンストップサービス」のことしか頭に無く、即席ヘルパーの私は、途中に来場者が混んだ際に応援要請があり2,3人の方の申請のお手伝いをしただけであったが、普段の10倍近くの生活相談者があったようである。