ニュースで北海道の秋刀魚漁が大漁で調整しているとの報道があったので、家内に食べたい旨伝えたら、早速夕食の食卓に焼きあがって並んでいた。それ程安くなっていないと家内の言。私の食べ方は、子供の頃から変わっておらず、先ず尻尾を左手で摘まんで少し皿から持ち上げ、根元から箸を骨を挟んで上下に差し込んだまま頭の方にスライドさせていくと身が離れ、食べやすくなるのでいつもこの食べ方である。あまり綺麗な食べ方でないが、面倒くさくなくて早く食べられる。焼具合によっては、尻尾が折れたりもするが、基本形は変わらない。小骨や皮も一向に気にしなく食べる。大根おろしでもあると最高に美味しい。
昨晩はおろしは無かったが、2尾も食べた。今朝のニュースでは鰯や鯵のの大衆魚の漁獲量が減って、真鰯などは禁猟となり幻の魚となってしまいそうだ。昨日もヨーロッパ産の鰻が種の保存危機に陥っているという。あれヨーロッパでも鰻を食べるのかなと思ったら、幼魚を採って中国や台湾などに運んで養殖して日本に運ぶのだそうだ。
鯨に続いて、鰻や鰯まで我々日本人の食の餌食になっているのだろうか。せめて秋の名のつく秋刀魚だけでも残らないかと心配しつつ、酒の肴となっているのである。