昨日は定例冠句会があり出席した。今回は夏の異常気象が私に移ったように思われるぐらい、安富冠句に入会して始めての快挙という結果を頂戴した。
早速その結果をご紹介したい。20句が選び抜かれてその内天位が2句、地位が2句、人位が2句となり、3選もあり、その他にも上座に入る高得点を多く頂いた。
取り分け、選者の一人の方の天地人の三光を一人占めし、別な選者の方の天と地を頂いた。無記名の選考であり、選者もそれぞれ好みがあるので、奥三光と呼ばれる天地人の独占は滅多に体験できないものであったので、今回は私の句と選者の思いが完全に一致したものとして、記念に残る句会発表会となった。
気持ちの上では、前月からの冠句の足踏みから、「高岡ひろみ」先生からの書籍贈呈によるアドバイスや句友らの冠句会入会働きかけによる、気持ちの高揚もあったのが、句に表れたのかも知れないが、実に有難いことであるが、それだけ次回へのプレッシャーを感じたり、姫路冠句会への入会後の成績が気になるところであるが、当って砕けろ、やってみるだけであると思っている。
今回の三光に選ばれた句を紹介致します。
天位(大田 春風選)
花時計 自分史飾る各ページ
天位(春名 豪人選)
継ぎ足して 宴座を回る名幹事
地位(大田 春風選)
農を継ぐ お天とさんと向き合って
地位(春名 豪人選)
知らぬふり 三猿出没永田町
人位(大田 春風選)
山燈る五山の一画大の字が(読み込み句「大」)
人位(安原 純一選)
花時計 棺の顔に咲く生花