嗜好品はと聞かれた場合、私の答えは少々のお酒と答えるだろう。量はたしなむ程度と遠慮勝ちに答えるかも知れない。実際はそうでもないのに謙虚に答えるだろう。
最近タバコの喫煙者が減ってきているようだ。しかし女性の喫煙しているのを随分目にするようになった。今朝の出社時の車中で対向車の女性ドライバーが片手にタバコを持ち、もう一方の手に携帯を持って話しながらハンドルを握って危険な運転をしているのを目にした。
女性が大ぴらに人目をはばからずに表に出てきたことが原因か、それとも女性の自立からなのだろうか。
会社でも禁煙宣言をした人を見るが、周りからは何度目かなあと茶々を入れられている。
構内禁煙で事務所や会議室も禁煙である。唯一休憩室を形ばかりのパーテーションで間仕切りその部分のみ喫煙可能である。中にはこちらへ来るのが邪魔くさく車の中で喫煙している人も見かける。トイレの中で喫煙したり、更衣室での喫煙があるのか、総務からそれらの禁止の張り紙を出されている。喫煙対策も大変だ。灰皿や煙の汚れ、ポイ捨て対策等の労力も馬鹿にならない。
それより、もっと見直さないといけないのは、喫煙者が仕事中タバコを吸うために職場を離れることである。トイレで仕事を離れるのとはわけが違う。ヘビースモーカーは1時間に1回必ず行っている。トイレのついでか、タバコのついでのトイレか分らないが、タバコを吸わない者は残って仕事をしている。この場合女性が喫煙で席やラインを離れるのは極まれである。
それを取り締まる管理者がヘビースモーカーであるから野放しである。真面目に働くものがしんどい目をしている。いつ休憩室のトイレに行っても管理監督者が談笑しながら喫煙している。自分の部下が今働いているのにどういうつもりなのか。一層のこと社内のタバコの自販機を撤去してしまえばと思うが、多年の悪しき習慣と垢は取れそうに無い。危機意識が浸透していない表れなのだろう。幸か不幸か一度も喫煙したことの無い私は禁煙についてはきつくいえることができる。