会社帰りに上の娘宅の前を通る通勤経路にしているが、昨晩は車も無く明かりも消えていたので、家族で食事でも出かけたのだろうと思いながら帰宅すると、玄関口にズラッと靴が並んでおり、下の孫が待ちかねたように、競ってドアを開けて「オカエリ!」と言ってくれた。結局ファミリは我が家に来ていたのである。
正月の野菜や肉が残っているので、一緒に食事をということであった。正月2日の夜に家族皆で新年会の食事を行ったが、生憎娘の主人と4歳のチビが高熱で調子が悪く、直ぐにリタイヤしてしまったので、新年会のやり直しのようである。
二人共ゆっくり休んだためか、熱も下がっていたようで、アルコールも進んだようで、チビも何時も通りのボーイソプラノそのものの甲高い声を出して遊んでいた。
娘は車の運転があるからと言っていたが、相変らず気の抜けたビールをチビリちびりと飲んでいた。普通はストップをかけるべきなのだろうが、酒のことになると甘くなってしまう。我が家から1キロメートル足らずの自宅までの距離であるが、「どこで検問するのかなあ?」と呑気なことを言っていた。「こちらが悪くなくても、事故があった際に飲酒をしていると不利になってしまう」と父親として言ったが、フーンと感心して聞いていたが、手にはビールの入ったグラスを持っていた。
先日も主人が席を立って横の部屋で横になってしまうと、変わりにと席に来て飲んでおり、それで家族を皆車で運転して帰って行ったので、我が家族は先代から一族、酒飲みの家系なのだろう。
しかし今年は健康第一で、糖尿もあるので、程ほどにした方が良さそうであるが、「百薬の長」とも言われるので、そこそこには仲よく付き合うつもりである。