2月も半ばと成って来ると人事異動の話が持ち上がって来る。先ずは定年者からであるが、私の職場でも責任者が3月一杯の定年退官となるようで、次週末に送別会が予定されている。また同僚の相談員が65歳を迎えられて、民間から来られて8年に成られるそうであるが退職となる。民間企業ではコンピューターのシステムエンジニアを長くされておられたようであり、現職場の立ち上げ時から入社され、パソコンネットを構築されて、私達の仕事を円滑にしてもらっている。本体と切り離された職場にあっては、このシステムが無ければ到底仕事が出来ない状態であるので、本当に助かっている。
折りしも今月28日から兵庫県のハローワークが一斉に新システムに切り替えしての窓口対応となる。現在行っているパソコンシステムがご破算となるが、新システムに対応できていない分、当面二本立ての仕事となる。しかし基本的にはパソコンでの処理を今後制限されていくことから、この同僚相談員さんもお役目御免となる。
幸い私達の職安窓口相談員を対象とした、市の就職援助の求人が出ているのを見つけてその求人票をご本人にお渡しすると、まだ次を決めていないとのことであったが、翌日応募されておられた。現在の就職支援の仕事を、市の生活保護を受けておられる方に対して限定するもので、職員、相談員さんが多数仕事についておられる。
私も今年65歳を迎えるので、もし今年契約更新があれば来年3月までの期限で雇用契約は終了する。もし応募するにしても、同じ時期に受け皿があれば良いが、同じ職場に同年齢があとお二人おられるので、狭き門になるだろう。戦後のベビーブームの走りは、高齢になっても競争は避けられそうに無いようだ。