毎月半ば頃が一番気持ち的にゆったりしている。月初めは「安富冠句会」の地巻作成入力に追われ、月半ばに開催される「姫路冠句会」の定例会と「やまざと」誌の投句終了すると、月末締めの「文芸塔」や「安富冠句会」、それに毎月初め締めであるが、私自身の作業から月末締めとしている大阪の「豊吟社」の投句まで少し余裕があるので、発表された冠句誌を読んだり、一般の書籍を読んだりしている。
テレビも最近ニュースしか見たことが無い。当初のニュースはNHKを見ていたが、地震情報等延々と流れているので、時間の区切りが出来ている民放の方で見ることの方が多い。当初は安否情報も有り、民放でも特別番組であったが、大分元に戻って来たようである。
読書といっても自分から本屋で買い求めて来たものでは無く、最近頂いたり、何故かダイレクトメールで送りつけてきたものもある。その中に「日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ」と冨士大石寺顕彰会の会長浅井昭衛氏の本があった。最近読み始めたところであるが、日蓮の大予言とも思われる大地震や津波による壊滅、汚染、疫病等考えようによってはピッタリ今回の災害に合致するようで、時の国家権力の舵取りを危惧するものである。尤も創価学会への糾弾も文章のここそこに記載されてあるようで、まだ全文は読んでいないが、知りたがり、見たがりの私には面白い読み物である。
何故このようなものが我が家に送りつけられているのかわからない。信者でもなく寄進もした覚えもない。著者にしても面識も無く、過去にも著作を読んだ覚えもないので、どうして住所名簿が手に入ったのか分からないが、捨て去る前に一度読んでからとストックしていたものである。時期が時期だけに、そのような思いで読むと遡及力は大きいように思う。