昨日で家内の入院生活が半年を迎えた。今月13日にやっと手術に漕ぎ付けて、この日の朝立ち寄ったら抜糸をしたようである。リハビリも順調なようで、今日明日にもコルセットが出来上がってくるので、それによりリハビリの密度も上がってくるようである。
帰りにも立ち寄った際にリハビリの計画書が届いていたが、既に松葉杖をついて30m走行をしたようで、密かに誰にも公言せず頑張っていたようである。主治医の退院目安は10mの独歩ということである。単に膝の人工関節置換え手術だけなら直ぐにでも目標を突破しそうであるが、腰の圧迫骨折の痛みが伴うようで、これがベッドでの起床や歩行等の妨げになっているようである。身体の中心の腰骨が安定しないのでは何も出来ない。少しの起き上がってのリハビリも直ぐに腰が痛くなって来て、横になってしまうとのことである。当初3ヶ月程度と言われて、コルセットを巻いて日にち薬と言われたが、MRIの撮影では綺麗な腰の陥没となっており、他に異常は見られないとのことであるようなので、半年にもなるがこのまま辛抱するだけのようである。
お盆も迫り、外出許可を貰うべく、リハビリを頑張るとは思うが、家に帰ればバリヤフリーとは行かず、段差も数多くある。幸か不幸か父親が脳梗塞で半身麻痺になった際に、母親が少しでも介助の助けにと、トイレや風呂場に手すりを付けていることがせめてもの助けとなる。病院と違って常時空調をつけて置くわけにも行かず、退院の目途は立っていないが、ゆっくり暑い時は急ぐ必要もないのではと思ったりするのであるが、半年も入院暮らしで、1月に入った際はオーバーコートが必要であった時期であるから、真夏のこの時期まで長く感じるのであろう。短命の蝉も忙しく時間を惜しんでいるかのように鳴き続けている。