一昨日の8日は立冬であった。さすがにここに来て朝夕は冷え込んで来た。庭のハナミズキも紅葉して日に日に葉を落としている。ドウダンツツジも色付き出した。家内も友人から頂いた柿の皮を剥いてヒモに結わえて干し柿をしている。秋ならではの風情である。孫が来た時にでも見せてやりたい。「どうしてリンゴやミカンはしないの?」と聞かれるかもしれない。子供の発想は止まる所を知らないから怖い。
先日友人Fさんのお嬢さんが自費出版された。
「姫路城極秘案内所はこちらです」数冊預かって会社同僚に無理を言って買ってもらった。1050円であるが、矢張り女性、取り分け中年の主婦の財布の紐は固い。サンプルの本をペラペラめくって内容を吟味してから、「買った人から見せてもらう」とお断りである。
中年の男性も本を取り、書籍名、著者名をメモしてどうするのかと尋ねると、「近くに図書館があるので申し込んでおくと本を買ってくれる」とのことで、これも購入を断られた。1000部の内200部を自分で捌かないといけないようなので大変である。
私が預かった分は完売したが、口コミで宣伝してやろうと思っている。週末にはB-1グルメで観光客がドット押し寄せるのでどこか空き地にテーブルを置いてそこに本をドット積んでPRすれば少しは成果があるのではと思うが、如何だろうか彼に提案してみようと思っている。